少しまとまった休日が取れると、お部屋の片付けや模様替えなど始めてみたくなりますよね。
でも、私のように、片付けが苦手なタイプの性格は、どこから手を付けて、最終的にどのような部屋になればいいのか?
イメージできない方もいらっしゃると思います。
私も、片付け上手になって、いつでも来客を楽しめるお家にしたいと思い、この機会に、片付けの達人と呼ばれる方々のアドバイスをまとめて、自分にあったものから、実践していきたいと思います。
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片付けが苦手な人のタイプや理由とは?
あなたにも、こんな心当たりはありますか?
家の中の物が多すぎてどこから手を付ければいいか分からない!
自分の物より、家族のものが多いので、捨てようとすると怒られるため、手を付けられない!
育児と仕事の両立や、育児疲れで日常の掃除以外の時間が取れない!
「要るもの」「要らない」ものを区別すると、ほとんどが「要るもの」もしくは「要るかも?」になってしまい、「要らないもの」が少なすぎる!
思い出の品が多いので、処分に困ってしまう!
洋服が多すぎて、タンスやクローゼットに入りきらない!
本が多すぎて、本棚が複数あっても入りきらない!
趣味のコレクションやぬいぐるみなどがかさばっている状態だ!
学校配布プリントや様々な書類、家電製品などの説明書などの保管は?
収納スペースに入りきらないものを、段ボール箱や袋などで保管している!
もともと性格が面倒くさがりな方だ!
センスが無いため、見せる収納に挑むと、どこか物足りない!
など、片付けが苦手なタイプの人に多く見られる現象だそうです。
症状別に、どんな対応策があり、自分自身の心構えが必要なのでしょうか?
家の中の物が多すぎてどこから手を付ければいいか分からない!
家の中で、あるべき場所(引き出しや本棚)などにしまうスペースがあるならば、お部屋の片付けも簡単にスッキリできることでしょう。
しかし、片付けが苦手と思っている人の多くは、片付けたくても、どこも満杯で、収納スペースに物を入れる隙間が残っていない!
という人が多いのではないでしょうか。
そのため、リビングやダイニングテーブルの上に、ポンっと置かれたものが乱雑に重なり合っていく光景も珍しくないのでは?
そんな事情の原因となっているのが、”何でも大事に取っておく習慣”から、
「今必要ではないけれど、いつか役立つかも?」
「気に入っている趣味関連・ぬいぐるみ関連が山積み!」
「今は、サイズが合わない洋服だけど、少しダイエットすれば、着られるはずだから・・・」
と、ますます処分できるものが無く、圧迫を受けていく流れになってしまいます。
そのうち、お部屋の1つ・2つと、物置や倉庫? それとも、大きなウォークインクロゼット?
というくらい生活スペースが奪われていく現象も起きてきます。
断捨離(だんじゃり)
このような状況に心当たりがある人は、まず、断捨離(だんじゃり)をすることが大きな薬になるみたいです。
しかし、
断捨離(だんじゃり)って、物を捨てることでしょう!?
って、思っていませんか?
これは、物を捨てることをただ言っているので無く、深い心の鍛錬を意味しているそうです。
断捨離(だんじゃり)とは、ヨガの精神修行の1つで、
「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
・断:入ってくるいらない物を断つ。
・捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
・離:物への執着から離れる。として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的です。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引きます。
参考元:「断捨離(だんじゃり)とは?」より
つまり、物事への執着心を”断・捨・離”することで、
「本当に欲しい」「必ず必要なもの」かどうかを見分けるための心の鍛錬をしておかなければ、
結局、頑張って部屋がキレイに片付いたとしても、すぐにリバウンドして元の状況に戻ってしまう可能性が高くなってしまいます。
断:入ってくるいらない物を断つ
できるだけ、購入する時に、一度時間を置いて、検討する習慣が必要になります。
洋服の場合、買ってから一度も着ていない!とか、1~2度着ただけというものが数多くある人は、洋服やアクセサリー、鞄などファッション関係のものを購入する時は、今まで以上に検討してみてはいかがでしょうか?
書籍が多く、本棚に入りきらないほど持っている人は、電子書籍を検討することで、書籍が増えるのを食い止めることができますね!
また、趣味のグッズ、ぬいぐるみ、子供のおもちゃは、今後、現在持っている何かを1つ捨てることで、一つ買う!
というように、物を増やさないための習慣を身に付けるとリバウンドしない片付けができるようになってきます。
このような”入ってくるものを断つ”という習慣は、”節約”にもつながっていきますので、その分、生活費や食費が潤ったり、趣味の物やファッション関連のものを買う時、ワンランク高値のものを選べるようになるかもしれません。
良いものを手にすると、安っぽげなものがつまらないものに見えてきて、処分もしやすくなるものが出てくるかもしれませんね。
そして、物への執着心を無くすように心掛けると、処分もどんどん進んでいくようになります。
物事への執着心を捨てるということは、日常の嫌な出来事によるストレスも開放していくことを意味しています。
日常の様々な出来事にこだわりもつと、悲しみや怒りを引きずりやすくなります。
そのストレスから、衝動買いに走る人も多いと言います。
過去の出来事に対する執着心から上手に気持ちを切り替えられるようになったら、不思議と物に対する執着心もコントロールしやすくなるというのです。
聞いただけでは、なかなか出来ない精神修行、家の中にあるものを一つ一つ仕分けをしながら、
「今の自分に必要なものとは?」
を考える機会にしてみてはいかがですか?
育児と仕事の両立や、育児疲れで日常の掃除以外の時間が取れない!
育児と仕事の両立や、育児疲れで日常の掃除以外の時間が取れない!
という人は、毎日、短い時間で簡単にきれいに片付けられるところまで、まず、物を減らす必要があるようです。
物が多すぎると、どうしても置き場の無いほど、物があふれかえってしまいますよね。
最近は、ベビーグッズや赤ちゃん・幼児向けのおもちゃのレンタルもありますので、そういうので物を買わない!
という風にすると、期限が来たり、興味がなくれば、自然と家から無くなっていきます。
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また、幼児向けのおもちゃの簡単な片付けグッズを利用してみるのもいいかもしれません。
このようなプレイマットの上で積み木遊びなどをし、お片付けは、キュッとしばって一瞬でできます。
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乳幼児期のおもちゃは、長くは使わないので、その時期に必要な玩具を少しだけ購入したり、
ベネッセなどの毎月送られてくる知育玩具をメインに使うようにすることも、月替わりで遊べていいかもしれません。
目移りするほどの玩具がそろい過ぎていると、十分に使用されない玩具が必ず出てきます。
少しずつ様子を見ながら与えることで、興味を持つ玩具がどのようなものか?など、分かってくるようになりますので、無駄に増やさないことも収納を圧迫しないための秘訣となります。
また、特に困るケースとして、おじいちゃん・おばあちゃんからのプレゼントですね。
孫が喜ぶ顔見たさにプレゼントをくれるのはいいですが、場所を取り過ぎたり、処分し難かったり(「捨てた!」なんて言えないですからね!)・・・。
孫に喜ばれ、お部屋を圧迫しないプレゼントを、さりげなく自分たちでリクエストしてみるといいと思います。
旦那さんは、旦那の両親に、妻は、妻の両親に、「両家のプレゼントがバッティングしないように、〇〇なものを買ってもらえると、うれしいなぁ!」「孫が、今、〇〇なものを欲しがっていて!」とか。
年齢による成長に合わせて、三輪車やキックボードなど、屋外で使うものをお願いすると、室内を圧迫することもありません。
思い出の品が多いので、処分に困ってしまう!
思い出の品って、処分しにくいですよね!
しかも、子どものいる家庭では、この親子の思い出の品々や、子供の作品などの取り扱いが一番困っているのではないでしょうか。
子どもの作品について
特に、子どもが、幼稚園や小学校で作って持って帰った作品や絵など、「下手くそで何だか分からない?」と思っても、子どもにとっては、一生懸命作った作品なので、捨てようとしたら、泣き出したり、怒り出したり大変です。
そんな時、あるママ友からアドバイスをされたのが、
思い出の品は、少しの間飾ったら、写真などに残すことで、作品自体は早めに処分してしまうということです。
意外にも、しっかり写真を撮ってあげるようにすると、子どもも喜んで処分に納得してくれました!
また、”子どもの描いた絵”に関しては、フジTV「めざましテレビ」でもやっていましたが、立派な額縁に子どもの絵を入れて、玄関や部屋に飾ると、オシャレに見えてくるという使い方です。
確かに、そのまま画用紙を壁に押しピンで貼り付けるよりも、額縁の分だけ、高級感が出てきます。
子どもも喜ぶのでお勧めです!
そして、次の絵が返ってきたら、写真を撮って入れ替えれば、その都度、部屋の雰囲気も変わり、処分するタイミングも出来ていいですね!
子どものテストプリント類について
子供関連で、もう一つ、かさばるのが、学校プリントですね。
返ってきた答案用紙については、子どもにとってみると、「100点満点」のテストほど、自慢げに取っておきたいものでしょうが、
勉強ができるお子さまのご家庭では、100点のものは、さっさと処分!
間違いのあるテストは、復習に使い、理解できるようになったものから、処分!
また、「応用問題」や「暗記もので忘れやすいもの」の間違い箇所については、その部分だけを切り取って、一冊のノートに貼り付けて、解き方と正しい答え、ミスしやすい点などを書き留めておくと、テスト前に重要ポイントの復習ができ、お子様自身の高得点を狙うための”お宝ノート”になるので、中学受験などを控えたお子様におすすめな方法です。
進学塾に通っていると、テスト用紙やプリント類も山のように配られたりしますので、お子様の身の回りの管理に役立つ方法の一つになります。
また、保護者あてのお知らせプリントは、参観日や説明会などの連絡・署名捺印の必要なものなどを、締切の早い順(優先順位)を上にして、クリップやファイルなどで管理すると、見るたびに次の優先度の高い予定が分かります。
終わったものは、すぐに捨ててしまいましょう。
そうすれば、溜まっていくことはありません。
また、年間通して保存の必要性があるもの(クラスの連絡網・年間行事予定表など)は、別のファイルにまとめておくと、必要な時にすぐに取り出せます。
中には、スマホで写真に撮って、捨ててしまうという達人も聞いたことがあります。
外出先でも確認できるメリットもありますが、その場合は、スマホのデータを不必要になったものから消去していかないと、データを見つけるのが大変になったり、見落とすことも出てくるかもしれません。
スマホ管理の場合は、カレンダーによるスケジュール管理や、不要なデータの削除など、マメに行なう必要があります。
家族写真について
フィルムカメラの時代と違い、デジタルカメラの時代は、印刷された写真やネガフィルムよりも、データの入った記憶媒体の方が多く存在しているのではないでしょうか?
気に入った写真は、インスタやフェイスブックなどにもアップしていつでも眺められるという人も多いと思います。
でも、その反面、デメリットは、データは、いつ消えてしまうか分からない!ということですね。
記憶媒体も半永久的なものではないので、劣化や取り扱いの不注意で一瞬にして、無くなってしまうこともあります。
また、お子様が、将来、結婚した後、どの記憶媒体にどんな写真が撮って残されているのか?ということも把握されていないことでしょう。
捨ててしまう作品などの写真の記録とともに、お子様の成長記録のお写真を、時々、一冊のアルバムに編集して残してあげると、より、思い出の物品の処分もしやすくなるかもしれません。
お気に入りだった洋服、おもちゃ、ぬいぐるみ、幼児デスク、100点満点のテストの山なども一緒にアルバムの一部にしてしまえば、思い出の記憶も、思い出の品物・作品もすべて成長記録アルバム1冊に凝縮できますよね!
処分前に、どんどん写真に残し、アルバムは、片付け終わってから、時間に余裕のあるとき、編集作業してあげてはどうでしょうか。
最近は、プロ・アマチュアカメラマンの写真集や、料理家、趣味の写真集、友達同士の卒業記念アルバム、子どもの成長記録として、人気の高いオリジナルアルバムの作成が役立てられています。
その高品質でシャレたデザインの編集が評判なものに、次のようなものがあります。
■おしゃれで上質なフォトブック作成サービス【Photoback】
■撮るだけフォトブック
これらは、一度は作ってみたくなるような、素敵なアルバムのデザインが豊富です!
値段もお手頃なので、利用しやすいと思います。
お子様の思い出の品をはじめ、思い出の一部として残してあるものの仕分けにお困りなら、このような方法で、断捨離がはかどるようになるといいですね。
家族のものが多いので、捨てようとすると怒られるため、手を付けられない!
何度か、夫や子供の所有物を勝手に仕分けし、
「私が捨ててもいいと思ったものを、この断ボール箱に入れてあるから、要るものがあったら抜き取っといてね!残りは捨てるから!」
と言ったところ、段ボール箱が、そのまま丸ごと引き取られて、捨てるものが”1つも無い”という結果になったことがあります。
私の仕分けした時間と努力は、無駄だった?
と、ガックシしたことがあります。
家全体の単位で片付けを考えると、家族みんなのやる気がなければ成功しません。
お引越しでもあれば、忙しくても自分の荷物の要・不要を見極めてくれるのだろうけど、持ち家の場合は、きっかけが無いので、なかなか家族総出は難しいですね。
それぞれの部屋に押し込んでも、結果、家全体がキレイになったのではなく、リビングがきれいになったに過ぎないからです。
そのため、家単位での大きな片付けは、何らかの目的を作って、家族総動員でやるしかないみたいです。
例えば、家族の事情により、部屋の割り当ての目的を変え、自分の荷物を別の部屋に丸ごとお引越し!
という家庭内でのお引越しをするのもいいと思います。
例で言えば、家族の事情というのは、小さなお子さまに自分の部屋を与えたり、息子と娘の部屋をそれぞれ別に与えたいから、とか。
あるいは、
「小学校の入学準備に学習机や二段ベッドの置き場所が欲しい!」
「上の子が寮に入る」
「義父母の泊まる部屋を作りたい」
「家具の買い替えや、部屋の模様替えで、大きな家具移動をしたい」
「古くなったピアノや家具を処分したい」
など、家族みんなが総動員できそうな理由は「何か?」を、考えてみるといいと思います。
性格が面倒くさがりな方だ!
片付けが苦手な人は、みんなが出しっぱなしのものを、代わって片付てあげるのも面倒くさく感じているのではありませんか?
こまめで、几帳面な人は、自然と乱雑な光景が許せず、せっせと片付ける人もいます。
でも、面倒くさく感じるのは、悪いことではないと思います。
自分も疲れて居るのだし、外でも、家の中でもリラックスできなければ、それこそ、ストレスや疲れが溜まり、健康を害することもでてくるかもしれません。
そこで、自分の家庭内での動きを減らしながらも、片付けがラクチンに出来る動線を考えていく必要があります。
例えば、洗濯物をハンガーで干したものは、畳むのではなく、それぞれのクローゼットやスタンドハンガーなどにかけるだけでOKとか。
畳むのであれば、畳んであげたものを、自分で自分の引き出しにしまってもらえるように家族のルール作りをするなどです。
みんなの使う引き出しや棚には、何を収納する場所なのか、
「ガムテープ・はさみ・荷造り紐」
「郵便物(右側から新しい日付で届いたもの)」
「救急関連(飲み薬・外用薬)」
「お菓子コーナー」「カップラーメン」「調味料」
など、誰が見ても、このスペースに置くものがひと目で分かるように、お名前シールを収納スペースに貼るようにすれば、収める場所(物の住所)がはっきり分かるようになります。
戻す場所があいまいだと、この棚のどこか? とか、最後に使われた場所!
など、適当な場所に置いたり、放置されることもしばしばー。
食べ物は、賞味期限を意識して、賞味期限の長いものは、奥に!短いものは前に!
などと決めておくと、忘れられてしまうことも無くなっていきます。
特に、食べ物で、保存性のあるものや、特売で買ったものなどが、結果的に、賞味期限を過ぎて捨ててしまうケースって、結構多いと思います。
食料関係は、賞味期限を意識した取り扱い収納を目指す!
特売品は、今日か明日など、献立に使う予定がないものは、安くても買わない!
など、マイルールを作っておくと、無駄な買い物をしなくて済みます。
まとめ
【断捨離のポイント!】 ★家の中の物を減らすためには、購入するものを減らす!(断)★今、必要としていないものを捨てる!(捨)★思い出の品や、趣味のものなどをはじめ、執着心からの開放を心掛ける(離)そして、コツコツと部屋の中がスッキリした!と言えるほど、まず、物を減らしてみましょう! |